昨日読んだ本

子どもの頃の読書感想文、後ろのあとがき写すタイプで苦手だけど、読んだ本はとりあえず記録だけは。

いつまでも花菜を抱きしめていたい──「大阪教育大付属池田小児童殺傷事件」から4年

いつまでも花菜を抱きしめていたい──「大阪教育大付属池田小児童殺傷事件」から4年

たまたま読む機会があって読んだ。いろいろ思うことが多すぎて、言葉にはできません。この世の出来事では有り得ない話だった。
タンノイのエジンバラ

タンノイのエジンバラ

主人公のものの見方が、自分自身のものの見方の位置と、距離感が似ている感じがして、近く感じられる作品でした。とくに兄弟の描写や、旅先での描写が。けっこう自分と重ねて読んでいた。「バルセロナの印象」が一番好き。他の本も読んでみよう。今回はじめて気づいたのだけど、私は長嶋有の作品に限らず、「僕」という一人称で書かれた作品が好きみたいです。「僕」と語る主人公を好きになる。
『幽閉』 作者/アメリー・ノトン 訳/傳田 温
題名に惹かれたのと、アメリー・ノートンが神戸で生まれ育って、今はフランスで人気のある若手作家ということで借りてみた。フランスでは売れているの・・・。訳のせいかすごい違和感。話の内容自体が興味がわかなかったし。長嶋有のことばをかりますと、「もくもくと仕事をこなす」感じで読みました。